ISOワーキンググループが提唱する新企画<ISO2393>に対応
加硫プレスの金型温度偏差やプレス圧力の管理、そして、試験サンプル切り出すことの管理が品質管理、ラボ測定の再現性に重大な影響を与えます。ISO2393新基準が推奨している金型温度偏差±0.5℃の加硫プレスや、毎回同じ体積、重量のサンプルを高速で打ち抜けるサンプルカッターを使用すると測定結果が変わります。
ISOワーキンググループの新規格
2014年3月に改定されたISO2393では、より精度の高いゴム試験の結果を得るためにも、試験片を製作する際のプレス圧を3.5MPa以上、金型の温度偏差を±0.5℃を推奨しました。
試験片の切り出し方法も非常に重要です。
ハサミやカッターで切り出す事が一般的ですが、0.1gレベルでの調整は非常に大変です。
また、専用のサンプルカッターであっても、形状を打ち抜くだけの刃では角が潰れる等が発生し再現性のあるサンプル製作には向きません。